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西郷輝彦、芝居で森繁さんに恩返し

 赤穂浪士の墓に手を合わせる(左から)原田龍二、西郷輝彦、中村梅雀、田村亮=東京・港区の泉岳寺
 赤穂浪士の墓に手を合わせる(左から)原田龍二、西郷輝彦、中村梅雀、田村亮=東京・港区の泉岳寺

 俳優・西郷輝彦(62)が13日、東京・高輪の泉岳寺で舞台「最後の忠臣蔵」(12月2日開幕、東京・明治座)の成功祈願を主演の中村梅雀(53)らと行い、10日になくなった森繁久彌さん(享年96)を「いい仕事をしてご恩返しを」としのんだ。

 西郷は75年に主演ドラマ「江戸を斬る」で共演した森繁さんの芝居に感銘を受け、弟子入り志願。以降“森繁ファミリー”として数多く共演。プライベートでも関口宏、竹脇無我らと1年に1度森繁さんを囲む食事会を開くほどの仲だった。

 舞台に芸域を広げたのも森繁さんの影響という西郷は、今作で大石内蔵助を演じるにあたり住職による読経を聞き、赤穂四十七士を墓参。森繁さんの死去と「ダブっちゃって複雑な気持ちだった」と神妙な面持ち。死の知らせを聞いて数日はかなり落ち込んでいたが、舞台のけいこに没頭することで吹っ切った様子。「35年間お世話になって、もう心残りはありません」と自らにいい聞かせるように語った。






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