参議院は2軍&不要論「正義のミカタ」大白熱 費用莫大 知事兼任を タレント候補もメッタ斬り

 2日のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」では、参議院は「衆議院の2軍?」と提起し、運営費は年間約396億円(財務省公表)、1回の選挙費用は571億円とも伝え、「参議院は本当に必要なのか」とのテーマで特集を行った。

 ゲストのオール巨人が、かねて不要論があると指摘し「チェックポイントであるべきなのに、今は衆参とも自民党が強い。こんだけ費用かかるんやったら、ほんまに要らんのちゃうのかなと思う」と質問した。

 政治ジャーナリスト泉宏氏は「今の参議院では無用の長物!制度変えて本来の良識・再考の府を取り戻せ」とし、「貴族院時代からのプライドはあるけど衆院議員のカーボンコピー」と述べた。

 社会学者・西田亮介氏は「参議院は重要!今は壊れかけのブレーキ!」と指摘。二院制については「1つのやり方で民意をくもうとすると片方にふれやすくなる」としたが、現状は「参議院から別意見が出てきての否決が起こりにくくなっている」と語った。

 京大大学院教授の藤井聡氏は、衆参ねじれ時代は内閣に対するブレーキが効いたとし「国民がふざけてるのかと思ったら、いつでもある種のやいとをすえる状況にもっていける制度ではある」と述べた。

 タレントなど有名人候補が多いのはなぜかとの質問もあがり、泉氏は「とりあえず選挙戦の間に、国民がなんとなく見たことある、知ってるとか、中には昔の名前で出ていますみたいな方も含めて、なんとなくそういう人たちにしておけば、すこしは票が入るだろうと。だからみんな興味を失う」と述べた。

 経済学者の高橋洋一氏は「参議院は選挙やらず、各県知事さんが1人づつ参議院を兼ねれば、全然違う良識の府になる」と指摘した。

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