さんま 羽生結弦のねんざ&注射公表「言ってほしくなかった、俺はな」

 明石家さんまが19日夜、パーソナリティを務めるMBS「ヤングタウン土曜日」に出演。北京五輪・フィギュアスケート男子の羽生結弦選手について語った。同番組は18日に収録が行われた。

 10日のフリーで前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑んだ羽生選手は、14日の記者会見で「(フリー)前日の練習で、4回転半で、捻挫(ねんざ)しました」「普通の試合だったら完全に棄権していた」とフリーの前日練習で右足を捻挫していたことを公表。ドクターからは10日間安静と言われたこと、痛み止めの注射を打ってフリーにのぞんだことを明かしていた。

 サッカーをはじめ、ありとあらゆるスポーツに造詣が深いさんまは「『ケガをおして出た』って。オリンピッククラスの人は全選手、ケガをおして痛み止めを打ちながらやってますからね」と話し、「あれはまあ、羽生君の言うのもわかるけども、言ってほしくなかったコメントやな、俺はな」と穏やかな口調で、個人的な感想を述べた。

 そして「これから羽生君もどうしていくのかなぁ。次(の五輪)は目指すのかなぁ、彼は。なんかもうあまりにも男として、とか、フィギュアスケーターとして、完成してるから、俺ら嫉妬するよね」と羽生選手の今後に思いをはせながら、改めて魅力について語っていた。

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