吉村知事「(約)1万3600人」感染と発表 保健所業務ひっ迫による計上遅れ含む
大阪府の吉村洋文知事が4日、大阪府庁で会見。この日の大阪の新たな新型コロナウイルス感染者数について「計上の遅れ、積み上げ分も含めて本日は(約)1万3600人。詳細は夕方に発表する」と明かし、「1万3600人のうち、3000人については(大阪市保健所の)積み残し分。1万600プラス3000で1万3600という数字になる」と説明した。
「積み残し分は明日、あさってには解消すると報告を受けている。新たな積み残しはないと聞いている。積み残し分は統計上、おかしな数字にならないよう修正していく」と続けた。
感染急増により、大阪市では政府の情報共有システム「HER-SYS(ハーシス)」への保健所による入力作業が遅れ、1月26日から2月2日にかけて1日当たり最大3千人を新規感染者数に計上できていなかったことが判明。計上漏れは計1万2700人分。市は、保健所の処理能力を超える新規感染者の発生が主な原因としている。