山口二郎教授 安倍元首相に「病気とはいったい何だったのか、不思議」

 山口二郎法政大学教授が16日に更新したツイッターで、安倍晋三元首相について「病気とはいったい何だったのか、不思議」と投稿した。安倍氏は2020年8月、潰瘍性大腸炎の再発を理由に退陣した。昨年11月、自民党最大派閥の細田派会長に就任し、「安倍派」が誕生した。

 山口氏は16日にNHK総合で放送された「NHKスペシャル 証言ドキュメント 永田町・権力の興亡 コロナ禍の首相交代劇」を視聴したことを記し、「安倍晋三元首相の病気とはいったい何だったのか、不思議。いまでもキングメーカー然とふるまって、体力も気力も十分そうだが」と釈然としないことを記した。

 安倍元首相は2020年8月28日、官邸で記者会見し辞任する意向を表明した。体調が悪化し、首相の職務を継続するのは困難と判断、退陣を決めた。8月上旬に持病の潰瘍性大腸炎の再発が確認され、新しい投薬を始めたとした上で「継続的な処方が必要で予断は許さない」と説明。「病気と治療を抱え、体力が万全でない苦痛の中、大切な政治判断を誤る、結果を出せないことがあってはならない。首相の職を辞することとした」と述べた。

 安倍氏は第一次内閣時の07年も潰瘍性大腸炎で退陣した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス