東京 新規感染者19人も岡田晴恵氏“野戦病院”立ち消えに憤慨

 東京都は26日、新型コロナウイルスの感染者が新たに19人報告されたと発表した。前週の同一曜日だった19日の16人から3人増加した。重症者は前日から1人減って7人だった。死亡者は報告されなかった。

 都内の新規感染者は50人を下回る日が41日連続、30人を下回るのは15日連続と低い水準はキープしている。

 この日、TBS系「Nスタ」に出演した白鴎大の岡田晴恵教授は「ワクチン免疫は時間がくれば減少する」とした上で、南アフリカで感染が広がっている新たな変異株も「心配」と不安材料はまだまだあるとした。

 さらに、東京都の医療提供体制の拡充についても言及。「確保病床が6891床と増えてはいるんですが、『確保』であって『即応』ではないんですね」と問題点を指摘。「5波の失敗を6波には改善する必要がある」と強調し「発熱呼吸器外来のようなものを病院の外に作っておく」ことを説いた。

 また、「大規模施設を作って、少ない医療者でも目が届くような施設を作るといった計画はどこにいったんだろうって思ってます」とコメント。味の素スタジアムを使った「野戦病院」の計画なども「どこに議論が行ったのか」と立ち消えになっていると語気を強めた。「そこをもう1回振り返ってほしい」と呼びかけた。

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