タレント・明石家さんまが２０日、ＭＢＳラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。今月１５日に女優・小松菜奈との結婚を発表した俳優・菅田将暉から事前に連絡を受けていたことを明かした。

　さんまは、菅田から前日に連絡があったと説明。「『行列スペシャル』っていう番組で、役者４人とオレとＶＳ（対決）みたいな企画があって」ときっかけを明かした。

　出演者の１人だった俳優・勝地涼が「さんまさんに（前田敦子と結婚時に）祝儀いただいて“喜んでるけど、４年たってから来い”って言われた。４年って言われたけど、僕２年でした」というトークを披露。さんまが「役者がそんな持ちネタあかんで」と返したと振り返った。

　そこで菅田は「僕らも（祝儀を）もらえるんですか。結婚したら」と話を広げた。さんまは「当たり前やないか。こんだけオレの番組で頑張ってくれて、何回も共演して。オレの番組に優先的に出てくれて。そりゃするよ」と答えた。「『ありがとうございま～す』って答えよったけど、菅田はそのときに（結婚は）決まっててんて」と明かした。

　菅田は「わぁ、どうしよう。言っちゃった。もう決まってるのに」と気にしてさんまに電話をかけてきた。「『あの…ちょっと、どうしても』って（言うから）『ああ決まったんか。結婚か。祝儀か』って（返したら）『うわあ、見破られた』とか言うて」とやりとりを再現した。

　「向こうが『実は行列スペシャルで“祝儀ください。ありがとうございます”って言うたときは決まってたんで非常に申し訳ない。あれはバラエティーの流れで言っただけで』って」と丁重にあいさつされたという。さんまは「『いらんのかい。そうしたら』『いります』（と言われた）」とオチをつけた。

　「さんまのまんま」の正月スペシャルにも菅田が出演すると予告。さんまは“祝儀大喜利”として祝儀袋への一筆でボケることにしているといい、勝地のときは「人生に勝つじ料」と記したという。「いちいち変えなあかん。菅田はそれを楽しみにしてるって。『オレには何て書いてくれるんだろう』っていうので逆にプレッシャー」と告白した。