維新・吉村洋文副代表「無責任な政治ダメ」衆院選・姫路で街頭演説

 衆院選公示翌日の20日、与野党の党首ら幹部は各地で街頭演説などに臨み、論戦を本格化させた。

 日本維新の会・吉村洋文副代表(大阪府知事)は兵庫県内で街頭演説。姫路市内では、約1200人(陣営発表)にふくれあがった聴衆を前に「分配って言うけど、じゃあその財源、どうするんですか?増税?借金?自民党のポケットマネー?無責任な政治やっちゃダメ!」と訴えた。「次の世代に借金背負わせてどうするの!」と声を張り上げた。

 国会議員の給与などにも斬り込み「国会議員の皆さん、冬のボーナス、もう受け取ってる。(議員の)身分なくなってるのに188万円!」「毎月100万円(※文書通信交通滞在費)お小遣いもらってます」と批判し、聴衆から「え~っ」と声があがり、独演会のような様相に。

 自身は知事任期4年の退職金約4000万円を受け取らないことなどを説明し、「政治家がぬるま湯につかってたらダメ!」と身を切る改革を訴えた。

 岸田文雄首相(自民党総裁)は神戸市で、公明党が公約に掲げる18歳以下の子どもに一律10万円を支給する「未来応援給付」に関し「与党で調整し、しっかりと個人に支給したい」と語った。

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