菊間千乃氏、フジ時代の生放送5階転落事故振り返る「上半身13本」骨折で徹子悲鳴

 元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏が5日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。26歳の時に起こった生放送中のビル5階からの転落事故を振り返った。

 菊間は98年にフジテレビ「めざましテレビ」内の生放送中、リポート先のビルの5階から転落する大事故に見舞われた。

 「5階、13メートル(の高さ)で上半身の骨を13本折った」と打ち明けると、黒柳徹子は「うわぁ、本当に嫌」と悲鳴のような声を上げた。

 意識はなく、気づいた時はICUの中。「何が起こったか分からない状態」だったという。その時に医師からは「ビルは3階がデッドライン。5階から落ちて、命が助かったのもすごいが、後遺症ゼロも初めて」と言われたといい「リハビリも2年かかったが、2年で終わるんだから、本当にラッキーで奇跡なんだ」と驚かれたという。

 入院中は「晴れていると気分が落ち込んだ」といい、「大好きな仕事で駆け抜けてきて、急にベッドに縛り付けになり、テレビをつけると自分がいたところに別のアナウンサーがいて。何のために仕事をしていたんだろうと気持ちが落ち込んだ」と振り返った。

 見舞いも「(最初の頃は)フジテレビの人もお断りして。しばらく会える状況じゃなくて」という状態。だからこそ「全国から1万通ぐらい手紙が来て、千羽鶴も2万羽3万羽。お手紙に勇気づけられた」と、ファンからの手紙が何よりの励みだったという。

 この事故で「人生観は変わった」といい「当たり前に明日はこない」「26歳で死んだと思っているので、その先は神様から与えられた時間だと思っている」とも振り返っていた。

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