尾木ママ、マスク着用義務化 政府主導は「いやな感じ」

 教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が23日、フジテレビ系「めざまし8」に出演し、マスク着用について「義務」や「解除」を政府がやることは「いやな感じ」と持論を展開した。

 番組ではマスク着用のマナーについて特集。コメンテーターとして出演していた元大阪市長の橋下徹弁護士は、マスク着用は義務でないことを前置きし、「本当は着けなくてもいいのに、みんなが着けてるから、誰かが号令かけないとみんな動かないっていうおかしな状況」と義務のような“雰囲気”になっていることを指摘。「本来は自由を制限するには法律が必要。『着けろ』って言うんだったら、政治の責任で義務化・命令をしっかり法律で定めてきちっと義務にするっていうのが本来の自由のあり方」と語った。

 尾木氏は「責任と自由の関係も難しいですよね」としつつ「橋下さんがおっしゃるのは非常にシャープで分かりやすいんだけど、感覚的に言うと、マスク着用の義務だとか解除も政府がやっていくっていうのは何かいやな感じがする」と反論した。教育現場を例にあげ「リードしてるのは学校の先生だし、生徒会の子供たちがみんなで話し合ってね。自主的にルールを決めたりとかそういうことをやってるんで、何かもうちょっとうまくいく方法はないのかなと」と政治主導ではなく、自主的にルールを作るのが理想とした。

 橋下氏は、自身も周りの目を気にしながらマスクを外すタイミングを計っていることを明かし、「本当は子供たちに自分の置かれた状況、置かれた立場において(マスクを)付ける、付けないを判断するようなそういう教育をやってもらいたいですね」と理想論には同意。一方で「難しいね」と現実的な思いもポロリ。尾木氏「理想だとは思いますね」と語った。

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