橋下徹氏、感染症専門家の「後付けの推理」に不満 反省と検証を促す

 元大阪市長の橋下徹氏が20日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、感染症専門家による新型コロナウイルスの分析を「後付けの推理」と切った。

 19日に発表された東京都のコロナの新規感染者数は565人と減少傾向にある。橋下氏は「人流と感染者数の相関関係をしっかり科学的に見せてほしい」と求めた。これまで、感染者を減らすためには人流を減らすことが基本とされていたが、「本当に人流だけなのか」と疑問視した。

 海外では、人流と感染者数が必ずしも一致しない場合もあると例示。「8月は明らかに人流はそれほど減ってないのに、一挙に(新規感染者数が)急減した」と日本の状況も付け加え「専門家のみなさん『不思議な現象だ』と。『不思議』じゃ困るんですよ」と不満をブチまけた。

 後になってさまざまな理由が伝えられることに「これ、科学的な理由というより後付けの推理ですよ!揚げ句の果てには『若者の意識が変わった』って。じゃあ人流関係ないじゃないですか」と不満顔。8月の下旬には東京の感染者が「1万、2万にもなる」と予測していた“8割おじさん”こと京都大・西浦博教授に対しては「信用できません」とバッサリ。専門家に「状況も変わってきてるんで、人流、人流にこだわらずにね、素直に反省しながら理由をちゃんと検証してもらいたい」と促した。

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