常滑市長、激怒 批判殺到野外フェス「二度とりんくうビーチ使用させない」抗議文送付

 愛知県常滑市の伊藤辰矢市長は30日、ツイッターで、同市「愛知県国際展示場」で開催されたヒップホップ野外フェス「NAMIMONOGATARI2021」で、新型コロナ感染対策が不十分だったことに「今後二度と本市の施設であるりんくうビーチを使用させない」などと記した抗議文を主催者に送付するとした。

 伊藤市長はツイッターに文書を添付。そこには、同イベントは16年~19年までりんくうビーチで開催され、「その際にもトラブルの絶えないイベント」だったことから「今回も大変危惧していた」と記されていた。

 そのため26日に主催者へガイドラインを遵守すること、市民病院はひっ迫しており、熱中症などの対応が取れない可能性があること、市民との接触を減らすため、終わったらすみやかに帰宅することなどを「勧告した」と明かした。

 だが蓋を開ければ勧告はほぼ無視。上限の5000人をはるかに超えた人が密集し、酒類も提供。マスクをつけない人も多数おり「きわめて悪質なイベント」だったと記し、市民には多くの我慢を強いている中でもあったことから「このようなイベントが開催されたことには、強い憤りを覚えます」と激怒した。

 そのため「主催者には今日付で、市民の努力を愚弄する悪質なイベントを開催したことへの遺憾の意と、今後二度と本市の施設であるりんくうビーチを使用させない旨を記した抗議文を送付いたします」と締めくくっていた。

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