蓮舫氏 「高視聴率だから感染拡大と五輪は無関係」の丸川大臣に「全く別の地平」

 立憲民主党の蓮舫参議院議員が20日、ツイッターに新規投稿。自民党の丸川珠代五輪担当相が19日の参院内閣委員会閉会中審査で、東京五輪開催と新型コロナウイルスの新規感染者数急増が無関係という見解の根拠として「テレビの高視聴率」を挙げたことなどを受け、丸川氏の認識が「全く別の地平」にあると指摘した。

 蓮舫氏は「視聴率が高いから観戦(※感染)拡大と五輪は関係ない(原文ママ)」「パラ大会で医師120人、看護師150人確保。それは地域医療に支障を生じさせない」「平田オリパラ推進本部事務局長の公用車で無料ゴルフ練習という公私混同は今なお情報収集」と、丸川氏が発言した3点を挙げ、「丸川さんの認識も『全く別の地平』と気付くべきです」と訴えた。

 さらに、蓮舫氏は同日の別投稿で、東京都の小池百合子知事が東京パラリンピックの観戦機会を児童や生徒に提供する「学校連携観戦プログラム」について「より安心安全な形でできるように準備を進める」と述べたことに対し、「やめたほうがいい」と反対した。

 蓮舫氏は「親にとって子どもの健康は何よりも大切でかけがえのないものです。この感染拡大の最中、無観客との判断をせざるを得なかったにも関わらず子どもたちに観戦させるのは開催判断を『正当化』したいとしか見えない」とし、「優先すべきは命を守る施策です」と主張した。

 さらに蓮舫氏は「菅総理は党首討論で1964年の東京オリンピックの思い出を滔々と語りましたが、いまは夢を与えるとかの精神論ではなく感染リスクの科学を重視する時です」と連続投稿した。

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