「純烈ジャー」にラスボス幸子 紅白メガばり巨大化!17年ぶり特撮作品降臨
歌手の小林幸子(67)が、ムード歌謡グループ・純烈の主演映画「スーパー戦闘 純烈ジャー」(9月10日公開)に出演し、ヒーローたちの前に立ちはだかる“ラスボス”フローデワルサを演じることが28日、分かった。三千年生き続ける悪の女王となり、17年ぶりに特撮作品に降臨。クライマックスではNHK紅白歌合戦で披露したド派手衣装のように巨大化し、最凶の悪役として大暴れする。
“ラスボス”幸子が、純烈ジャーと激突する。スーパー銭湯の平和を守るため、純烈の4人が戦隊ヒーローとなって悪と戦う「純烈ジャー」。小林は永遠の若さのため男のエキスを求め、三千年生き続ける悪の女王となり、振り切った怪演を見せている。
戦闘シーンではメガ幸子ばりに巨大化して、ビームを連発。脅威の破壊力で4人を追い詰めるとあって「純烈ジャーなんて、全然、まったく、へなちょこでした。ふっふっふっふ」と、04年公開の「デビルマン」以来、17年ぶりとなる特撮体験を満喫した様子だ。
純烈にとって小林は恩人の1人。19年にスキャンダルでメンバーが脱退した際、最初の仕事となったのが小林の「ポーカーフェイスにさよなら」のMV撮影だった。決まっていた仕事とはいえ、不祥事直後とあって純烈が出演辞退を申し入れると、小林は「4人で頑張ろう!」とエール。揺れるグループの背中を押し、その後の再浮上をアシストした。
映画は「感謝」をテーマにグループゆかりのキャスト、スタッフを集結させており、スキャンダル直後に仕事を共にした前川清(72)も出演。リーダーの酒井一圭(46)は「出演辞退を申し入れた純烈を何事もなかったかのように笑顔で迎え入れてくださったのが幸子さんでした。前川さんも手を差し伸べてくださった恩人。どうしても恩人のお二方にご出演いただきたかったのです」と、こだわりのキャスティングであることを明かした。