キャスターの辛坊治郎氏が１７日、挑戦しているヨットでの太平洋横断でゴールのサンディエゴに無事到着した。辛坊氏は４月９日に大阪を出発。約２カ月でのゴールとなった。ニッポン放送では接岸した様子を中継。ゴール直後からツイッターでは祝福の声が殺到した。

　１３年の初挑戦ではクジラに乗り上げ浸水し、１０時間漂流の末、海上自衛隊に救出されるという生死に関わる体験をした。それでも諦めず、８年後に夢を叶えた辛坊氏のゴールに、ネットも拍手がわいた。

　ゴールの約１時間前に辛坊氏はツイッターを更新。仙人のような髭をたくわえた写真をアップし「およそ２ヶ月ぶりに携帯の電波を拾えた。ラストテンマイル、慎重に頑張ります」と投稿していた。

　辛坊氏がレギュラー番組を持つニッポン放送では、随時中継を盛り込み、辛坊氏ゴールの瞬間を中継。現地リポーターによると、桟橋近くに何度か入っては離れるなどして接岸準備を整え、日本時間午前９時５０分頃に「今、着岸しました」「無事に着岸しました」「辛坊さん、元気に操縦かんを握っております」と様子も伝えられた。

　８年越しの夢の達成にネットも拍手喝采。ゴール直後から「辛坊さん」がトレンド入りし「おめでとうございます！」「辛坊さんゴールめでたい！」「辛坊さんお疲れ様です。素晴らしいチャレンジでした！！」「お帰りなさい！チャレンジャー辛坊さん」など、祝福の声が数多く上がっていた。