田村大臣の「自主的な研究」発言に鈴木哲夫氏「こんな失礼な言い方はない」

 ジャーナリストの鈴木哲夫氏が7日、フジテレビ系「バイキングMORE」で、田村憲久厚労大臣が分科会の尾身茂会長が独自の五輪対策を提言するつもりであるとしたことに「自主的な研究の成果」と語ったことに「こんな失礼な言い方はない」「耳を疑った」と驚きの声を上げた。

 番組では五輪開催をめぐって、尾身会長が「この状況で何のために大会をやるのか、目的が明らかになっていない」などと懸念を表明したことや、独自の見解を提言すると語ったことを取り上げた。

 丸川珠代五輪大臣は尾身会長の発言を「違う地平」と表現。田村厚労大臣は「自主的な研究の成果の発表と受け止める」などと会見で語っている。

 これに鈴木氏は「ぼくは実は、丸川さん、田村さんの発言にしても正直耳を疑いましたよ」とコメントし「(話が)通じづらいというのなら、尾身さんからすれば、尾身さんも俺たちの言葉通じづらいってことなんですよ」と語った。

 特に田村大臣の「自主的な研究」発言については「この言葉のセレクト。こんな失礼な言い方はない」とあ然。「丸川さんにしろ、田村さんにしろ、こういう不用意な発言が出てくるのは、逆にいうと、尾身さんがここまで言うと予測してなかった。慌てちゃって急いで打ち消すためにこういう言葉が出てきてる感じがする」と、予想外の展開になっているのでは?と推測。「尾身さん、かなり覚悟を決めてガンと言っているという構図が見える」とも語っていた。

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