橋下徹氏、バッハ氏とコーツ氏を日本に「入れてほしくない」IOCに怒り爆発

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が6日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、IOC委員など“五輪貴族”と呼ばれる人々に対して「入国認めなきゃいい」と切った。

 来日が予定されている五輪関係者の中で、選手の友人・家族などは当初の予定だった2万1000人から0に削減されているのに対して、「オリンピックファミリー」は3000人からまったく削減されていないことなどが伝えられた。これに橋下氏は「出入国管理法のテロ規定使ってね。テロリストじゃないけど、今、その規定で入国制限かけてるんだから、本当に大会に必要な人材だけ選べばいいじゃないですか」と語気を荒らげた。

 続けて「選手たちが競技できるだけでいいんですよ」ときっぱり。知事、市長だった当時を振り返り「一番面倒臭いのが花を付けて出席するVIP、来賓。大会運営に役に立つわけでもないし、あいさつ長いし」とまくし立てた。

 ゲスト出演していた東京五輪・パラリンピック大会組織委員会MOCチーフ・中村英正氏も苦笑い。続けて「オリ・パラもちょっと大きくなりすぎたところがあるので、そこはシンプルに絞っていかないと(国民の)理解は得られない」とソフトに橋下氏の方向性に同意した。

 橋下氏は「多分、(IOC会長の)バッハさんと(同調整委員長)コーツさんだけは入れてほしくないっていうのが、ほとんどの日本国民の感情だと思います」とヒートアップ。中村氏は、バッハ会長の「五輪実現には犠牲を払わなければいけない」という発言について「日本人に『我慢せよ』って言っているのではなくて『選手も含めて、コロナ禍でいろいろ我慢しながら大会をやろう』っていうことで」とフォローした。それでも橋下氏は「バッハさんも自分の国で見てくれたらいいじゃないですか。それぐらいのメッセージを出してほしい」と怒りが収まらなかった。

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