「さざ波」高橋洋一氏 「『笑笑』は世界から笑われるという意味で書いた」

 内閣官房参与を務める高橋洋一嘉悦大教授が15日、ABC「教えて!NEWSライブ 正義のミカタ」にパネリストとして出演し、9日のツイッター「さざ波」投稿について説明した。

 高橋氏は9日に「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止かというと笑笑」と投稿。この日は投稿の意図について「この番組で1週間前に言った内容と同じで、さざ波というのは、(日本の感染者数を考えた上で)医療崩壊になるのはおかしいでしょうと。それだったら、これで五輪中止となったらおかしいでしょうと。『笑笑』は、世界から笑われるでしょうという意味で書きました」と話した。

 「さざ波」や「笑笑」が、野党やネット上で「亡くなった人への配慮を欠く」などと議論に発展している。同番組では以前から、日本の新型コロナウイルス拡大状況を世界各国と比較し「さざ波」と表現。パネリストで元厚労省医系技官の木村もりよ医師は「さざ波」のワードについて「あくまで海外と比較して日本の感染者数は少ないということ。今の感染者数で医療がひっ迫したり、緊急事態宣言で経済にブレーキをかけることはおかしいと問題提起した」と説明した。高橋氏は「この番組が東京でやってないからですよ」と、番組内で感染者数について論議していたにもかかわらず、自身のツイートだけが取りざたされたことに不満を浮かべた。

 さらに「誤解があってはいけないから、前後に長い文章を付けている。でもこうやって一部だけ取り上げられる。そして、グラフは取り上げてくれない」と嘆いた。高橋氏は「さざ波」ツイートにインド、フランス、カナダ、ドイツ、イタリア、米国、イギリスと日本の100万人あたりの感染者数データを比べたグラフを添付。8日の投稿には「五輪の中止権限はIOCだけにあり、日本の事情で中止になったら、数千億円の賠償金を日本が払う必要あり」などとつづっていた。

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