吉村大阪府知事 変異株の特徴「重症化率が高く、重症化するスピードも早い」

 吉村洋文大阪府知事が5日、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」にリモートで生出演し、大阪で広がっている新型コロナウイルスの変異株について「若い世代に広がりやすく、重症化率が高く、重症化するスピードも早い」と現時点の考えを示した。

 宮根誠司アナウンサーが、大阪で4日に666人が新しく感染したことをとらえ、「衝撃的な多さ。どういう状況で、どういった方が」と尋ねた。

 吉村知事は「20代、30代。10代後半の大学生が割合として非常に多い。状況としては飲み会、コンパでというケースが多い。そこから高齢者につながる」と述べた。

 変異株について吉村知事は「数日後の本部会で発表しようと思っているが、確実なデータと言えるかどうかは分からないが」とした上で、「重症化率が高いんじゃないかと思っています。重症化するスピードが早いんじゃないかと思ってます。若い世代に感染が広がりやすいのは間違いないと思っています」とこれまでとの違いを説明。

 「10代は既存株だと、10%か10%弱くらいでほとんど広がることはなかったが、変異株では10代で25%。若い人に広がりやすい。感染のスピードが早い。そういう意味で、病床も非常にひっ迫した状況になる」と厳しい見通しを示した。

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