吉村大阪府知事 橋下氏の苦言に「そう思う」マスク会食の義務化にも言及

 大阪府の吉村洋文知事が3日、読売テレビ「あさパラS」に生出演。元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が3月3日に「政治は、これまで時短要請を乱発し過ぎ」とつぶやき、苦言を呈したことに対し「そう思います」と大人の対応で受け入れた。

 そのうえで吉村知事は「時短要請は絶対必要です。支援とセットで必要。感染は一時的に抑えることができる。意味があるのは間違いない」と必要性を訴えた。さらに「(時短要請は)いつか解除しなければならない。しかし解除前と同じ行動を取ると、元に戻る」と語った。感染の要因である飛沫感染を防ぐため、飲食店でのマスク感染など「そこをある意味義務化して、持続可能なやり方考えると時短だけではダメで、飛沫感染を防ぐにスポットを当てたのが必要」と語気を強めた。

 これまで利用者に義務はなかったが、海外は利用者にマスクの義務を課すことが多いことを例に挙げた。「日本は個人の自由を尊重するので、店には言うが、お客さんには言わない。僕はこれが違うと思っていて、お客さんの方もちょっと自由を制限するよと。感染抑えるのに協力を、これまでお願いベースでしたが、感染が広がっているときは義務にすべきじゃないか」と義務化にも言及した。

 さらに客側のマスク会食と同時に店舗側も「アクリル板とかCO2センサーの設置を義務化。感染に強い店作り、コロナに強い飲食の場を作っていかないと、ずっとこの繰り返しになっていく」と訴えた。特にCO2センサーは二酸化炭素の濃度が数字で表れるため「見える化」に繋がる点をアピール。「どのタイミングで換気をするか。換気の目安になる」と期待した。

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