福島瑞穂議員VS丸川大臣…選択的夫婦別姓反対理由をしつこく聞くも…かわされる
社民党の福島瑞穂参院議員が3日、参院予算委員会で、男女共同参画担当大臣の丸川珠代大臣へ「選択的夫婦別姓になぜ反対なのか」と8回以上連続で質問するも、丸川大臣は「大臣として立っている」として個人の考えは述べず。何度か質疑が止まるシーンがあった。
福島議員は丸川大臣に「選択的夫婦別姓になぜ反対なんですか」と口火を切るも、丸川大臣は反対した明確な理由は答えず。これに福島議員は「なぜ丸川さんは反対なんですか」「答えて下さい」「私は理由を知りたい」「明確に答えて下さい」と何度も質問。だが丸川大臣は「ここで私の思いは申し述べない」「国民の深い議論を後押ししたい」「大臣として反対したわけではないので、反対かどうかについての答弁は出来ません」などと交わした。
これに福島議員は「じゃあ賛成なんですか?」「反対の理由を言えばいいじゃないですか」としつこく食い下がると、丸川大臣は「以前は1議員としての意見は表明してきました。国務大臣として反対したわけではない。大臣として、私が賛成、反対を申し述べて議論を誘導することはしたくない」などと答弁。平行線をたどるやりとりに、たびたび質疑は中断した。結局、最後まで明確な反対理由を聞き出せなかった福島議員は「今日の答弁は納得できない」と不満をにじませていた。