1回で7万円超接待の山田真貴子氏 若狭弁護士が解説「贈収賄という犯罪にもなりうる」

 フジテレビ系「とくダネ!」が23日、菅義偉首相の長男が務める放送事業会社「東北新社」による接待問題で、総務省が既に判明している幹部4人以外に9人、計13人の総務省職員が接待を受けていたことを伝えた。とりわけ、当時総務審議官だった山田真貴子・現内閣広報官が一昨年11月に虎ノ門で7万4203円(1人当たり)もの接待を受けていたことが22日の衆院予算委員会でも問題視された。

 リモート出演の若狭勝弁護士は「1回で7万円を超えるっていうことになると、贈収賄という犯罪にもなりうる金額。総務審議官をやってる時に、ちょうど東北新社の子会社の許認可の更新とか何とかが問題になっている時期だとすると、理屈の上では贈収賄、収賄罪というふうになってもおかしくない」と解説した。

 山田氏は2013年の安倍内閣で女性初の首相秘書官となり、昨年9月からは女性初の内閣広報官を務めている。

 若狭弁護士は「山田さんはこれまで非常に経歴は素晴らしい方だと思うんですが、このようなことが発覚してしまうと、贈収賄になり得るような金額を1回で受けてたということになると、今後、内閣の広報官というのをそのままやっていくことは難しくなるのではないかと非常に残念な話だと思います」と続けた。

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