吉村知事 大阪コロナワクチン「いつ実用化は分からない」も「何とか国産を」

 大阪府の吉村洋文知事が20日、読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」にゲスト出演し、新型コロナウイルスに対する大阪独自のワクチン開発の現状について説明した。

 大阪府では昨年4月から大阪大、アンジェス、タカラバイオの連携によるワクチン開発がスタート。知事は「昨年6月末に人への治験を開始し、1層から2、3層へ500人規模の治験に入っている」と現状を語った。「年を越えて、今のところ順調に進んでいるが、いつ確実に実用化されるかは分からない。また、大阪の塩野義製薬も昨年12月末から治験に入ったと聞いている」と、別の国産ワクチンの開発も順調に進んでいるとし「海外のものももちろん安全だが、何とか国産ワクチンを作っていく必要がある。(海外から)周回遅れなので」と話した。

 大阪では19日から医療従事者らへの先行接種が始まった。知事は「個別接種の場合、小さなクリニックで副反応が出た時の対応など、仮題は山積。情報も国とつながっていない、ただゲームチェンジャーはワクチンなので、何とか広めたい」と力を込めた。

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