識者がIOC一転の苦言声明を危惧 「これで五輪中止になると違約金は日本にとか…」

 フジテレビ系「とくダネ!」が10日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視とされる発言が国内外で問題になっている現状を伝えた。

 森会長は3日に「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと女性蔑視とされる発言をして問題となり、辞任を求める声が高まっている。森会長の4日の謝罪会見後には「問題は終了した」と、声明を出していた国際オリンピック委員会(IOC)も、一転して9日に「森会長の最近の発言は絶対に不適切であり、IOCのコミットメントと五輪アジェンダ2020の改革に矛盾している」と苦言を呈した。

 意見を求められた公認会計士・税理士の森井じゅん氏は「気になるのはIOCの動き。一度は決着したという話だったのに、一転して不適切であると。これが何か潮目が変わったのかと感じる。今度この発言だったり騒動のせいで東京オリンピックが中止なんてことになると、じゃあ日本のせいだから違約金は日本にとかそういうふうに持っていかれてしまうのではないかということも心配としてある。だからIOCの動きっていうのは冷静に見ていかなければいけないと思う」と注意を促した。

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