ＮＨＫ党の丸山穂高衆院議員が５日、ツイッターに投稿。国会議員に領収書不要で月額１００万円が支給される「文書通信交通滞在費」を使って、東京・帝国ホテルが開始する３０泊３６万円のサービスアパートメントを予約した件について、なぜか文通費問題に警鐘を鳴らしていると賞賛されているが、「私が帝国ホテルに住みたいだけだし、『税金で五つ星ホテル、アジャース』って言いたいだけ」と記した。

　本当は自腹で宿泊するのだろうとのコメントに対して、「ね、ホンマそれｗ　何故か皆さん勘違いされて、私のこのやり方が文通費問題を皮肉る素晴らしいやり方とお褒めの言葉すら頂くのですが」と意外にも支持を受けていることをつづり、「ただ単に私が帝国ホテルに住みたいだけだし、『税金で五つ星ホテル、アジャース』って言いたいだけでしょ？ｗ　皆さんちょいマゾヒスティックすぎるのでは？知らんけど」と投稿した。

　「文通費は非課税で公開も領収書もいらない経費という名の実質給与みたいな払われ方の制度」と趣旨を説明し、「つまり議員にとってみれば別に“ホテル代は自腹でーす、文通費の方は適切に使いましたー”でもどちらでも一緒」と、使途報告が必要ないことを記した。

　この件については３日付投稿でも「法案作成からの提出も、制度変更の交渉も何度も過去やってます」「維新１００本法案で丸山が何十本と担当して書いた法案の１つ。提出しても与党は絶対審議ダメ、立憲らも触れたくないと。維新以外の他党は触れない特権」と問題提起している。