尾木ママ 国民に厳しく自らに甘い与党に「モラルも常識もない。国民をバカに」

 尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(74)が29日、公式ブログを更新し、国民には厳しく自らには甘い与党を批判した。

 尾木氏は「隗より始めよ」と題した投稿で、緊急事態宣言下、自民党の松本純国対委員長代理と公明党の遠山清彦幹事長代理が夜8時以降に銀座のクラブなどを訪れていたことと、大相撲の時津風親方が場所中、雀荘などに通っていたことを取り上げて比較した。

 「角界では時津風親方の場所中のルール無視した5日連続の雀荘通いが大問題視されているのに それも首か!?という厳しさーー 一方の国会はどうか? 自分たちから国民には緊急事態宣言発令して連日の自粛要請している最中に イタメシ食べて銀座のクラブをはしごして飲み歩く与党の議員さん それも大幹部・重鎮のお二人」

 時津風親方には解雇など厳しい処分が下されるとみられており、本人も退職の意向と報じられている。尾木氏は「とんでもない大罪、角界の常識じゃ 議員辞職ものーに当たるというのに 党首の謝罪会見で幕?!終わりですか?」と、与党も両議員を厳正に処分するべきとした。

 与党は今国会で、特措法の改正案で休業命令に応じない事業者への過料を、感染症法の改正案で入院拒否をした感染者への刑事罰を盛り込もうともくろんでいたが、28日の与野党協議で、過料の引き下げと刑事罰の削除に追い込まれた。

 それでも特措法の改正案の方では、過料は減額にとどまり、感染症法の改正案の方では、「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」としていた刑事罰は削除されたが、代わって「50万円以下の過料」の行政罰にするとなっている。

 尾木氏は「国民に対しては、ルール破れば罰金!! 同時進行で厳しい行政罰を成立させた国会!! もう モラルも常識もないですね 国民をバカにするのもいい加減にしてもらいたい!! なんか 堪忍袋の緒が切れそうな尾木ママですーー」と、国民には厳しく自らには甘い与党に、憤まんやるかたない様子だ。

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