小池知事 再び…カメラの前で頭下げる「お願いします」フリップ使わず切実訴え20分

 東京都の小池百合子知事が15日、都庁で定例会見を行った。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発令から1週間、都民の協力に感謝を示しつつも「残念ながら現下の感染状況は非常に厳しい状況が続いています」と語った。

 前週の定例会見に続き、冒頭約20分、フリップなどは使わずに「深刻な状況にある」と切実に訴えた。

 医療現場は危機的状況にあるとし、昼夜を問わず不要不急の外出自粛や、テレワークの徹底などを求めた。また若者世代でも重症化や後遺症に悩まされるケースが多いと指摘し、無症状のまま行動するケースが最も問題となり、医療逼迫で救える命が救えなくなると訴えた。

 「これまでの状況とは全く違う、異なるステージに入ったと申し上げたい」と述べ、「緊急事態宣言に何としても感染拡大を食い止める、そのためには徹底的に人流を抑える必要がある。深刻な状況にあることを、おひとりおひとりが強く認識し、命を守るために皆で行動を変えてゆく。都民の皆様、事業者の皆様の、ご理解、ご協力をあらためてよろしくお願い申し上げる次第でございます」と述べ、前回に続いて、カメラの前でゆっくりと頭を下げた。

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