「第７１回ＮＨＫ紅白歌合戦リハーサル」（２９日、ＮＨＫホール）

　天童よしみは、歌唱中のステージで、Ｓｎｏｗ　Ｍａｎが「腹筋太鼓」を披露する予定だったが、メンバーが新型コロナウイルスに感染したためにグループが出場辞退になった。リハーサルを終えた天童は「残念ながら、Ｓｎｏｗ　Ｍａｎの皆さんが辞退されるという、本当にあってはならないことが起きてしまった」と神妙な表情で話しつつ、「お１人お１人が私に対してメッセージを送って下さいました。読み返すたびに、熱く胸がいっぱいになって、うれしかった」と明かした。

　メッセージの送り主は明かさなかったが、「お１人の方は、『おばあちゃんが私のすごく大ファンだから、幼少のころより天童よしみさんは憧れだった』。『悔しくて残念でたまりません。またリベンジして共演できたらうれしいです。家で見てますから、天童さん、頑張って下さい』と書いて下さった」と内容を披露。「いただいたときに、少々のことでくじけられないなという思いになりましたし、ピュアなメンバーの皆さんに心打たれました」と感無量の面持ちだった。

　Ｓｎｏｗ　Ｍａｎのメンバーに向けては、『皆さん、本当に頑張っていただいたと思う。残念な結果になりましたけど、かならず一緒にやれる日がまもなく来るんではという勢い。残念で悔しくてならないけど、その日に向けて私自身もも頑張っていきたいし、皆さんにも頑張っていただきたいです」とメッセージを送った。

　また「Ｓｎｏｗ　Ｍａｎの皆さんに変わり、少年忍者の皆さんが、すごいパワーでやってくれた。熱くなりました。本番はもっともっとすごいことになるんじゃないかと」と発言。Ｓｎｏｗ　Ｍａｎの代わりに、ジャニーズＪｒ．の「少年忍者」が腹筋太鼓を担当することも明らかにした。