青木理氏の羽田氏への「判断ミス」発言 菅野朋子弁護士「よくない」

 弁護士の菅野朋子氏が29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演し、ジャーナリストの青木理氏の「判断ミス」発言をいさめた。

 番組では、今月27日に急死した立憲民主党の羽田雄一郎元国土交通相の死因が「新型コロナウイルス感染症」だったことについて討論した。

 羽田氏は今月24日に秘書が「近場の人に感染者が出た」としてPCR検査を受けられる場所を模索。主治医に問い合わせたが「このクリニックではPCR検査はできません」と伝えられた。同日深夜に38・6度の発熱があったが、翌25日朝には36・5度にいったん落ち着いた。その日に、27日の午後3時45分から民間クリニックでのPCR検査の予約を入れた。しかし、検査を受けるための移動中に容体が急変。救急搬送され同日午後4時34分に亡くなった。

 青木氏は自身も検査を受けようとして複数の民間医療機関に問い合わせたが「ほぼ年内はいっぱい」とし、「この場所(27日午後3時45分)しか予約が取れなかったんじゃないかな」と推測。「検査態勢が不十分」と指摘した。続けて「亡くなったので言いにくいけど、ちょっと判断ミスもあって、24日の夜に発熱した時点で医師に伝えればPCR検査できた可能性もあった」と分析した。

 これに菅野氏は「後からだと何とでも言える」と複雑な表情。青木氏は「『後からだと何とでも言える』っていうとらえ方はよくない。いくつかポイントはある」と強調した。菅野氏は続けて「『判断ミス』っていう言い方はよくないと思うんです。どういう思いがあったかは分からないわけで」と羽田氏の考えていたことを知らずに、推測で語ることに疑問符を付けていた。

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