古賀茂明氏 官僚からまた犠牲者が出ても不思議ではない…学術会議任命拒否問題

 元内閣審議官、元経産官僚の古賀茂明氏が28日、ツイッターに新規投稿。日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題を巡り、「第二の赤木俊夫さんが生まれても不思議ではない」と森友学園問題で公文書の改竄をさせられたことを苦に亡くなった近畿財務局職員の名前をあげ、同様のことが起きかねないと危ぶんだ。

 古賀氏は「任命拒否はどうやっても正当化できない」と投稿。「だが菅総理はこれを撤回しないとしている 現場の官僚たちは、菅総理を守るために、過去の経緯や解釈に関する内部資料を不開示にする理由を考え、黒塗りを増やし、さらには隠蔽、廃棄、改ざんを迫られる 毎日徹夜の作業だ」と自身も官僚だった経験から指摘。

 別の投稿で古賀氏は「第二の赤木俊夫さんが生まれても不思議ではない」とし、「菅総理は、犠牲者を出さないために、間違いを認めて任命を拒否した会員候補に直接謝罪し、あらためて任命すべきだ それ以外に解決の方法はない 日本中の学者の皆さんと国民にも謝罪が必要だ 間違いを認める勇気があるのか 菅さんの人間性が問われる」との考えを示した。

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