小沢一郎氏 「国民に説明する必要などない」、まさに戦前の思想…菅首相の拒否問題

 小沢一郎衆議院議員が6日、ツイッターに新規投稿。日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題について「政権を批判できない最悪の社会になる」「正に戦前の思想」などと懸念を示した。

 小沢氏は、菅首相が「日本学術会議が推薦した6人の任命を拒否した具体的な理由は明らかにしなかった」とのニュースを引用。「説明しない、説明できない政治。国民には説明する必要なんてないと。民は由らしむべし知らしむべからず。正に戦前の思想。民主主義の真逆」と説明責任を果たさない菅首相を批判。「パンケーキで国民なんて簡単に騙せると思っている。国民は学問の自由にも思想・言論の自由にも関心はないと思われている。最後に政治のレベルを決めるのは国民」と指摘した。

 また、小沢氏は「排除の論理。こんな人たちに負ける訳にはいかないんですと、国民の分断を図った前総理と同じ」と投稿。「批判者は見せしめのため徹底的に潰す。それで官僚もメディアも忖度集団に成り下がった。次の標的は学者。こういう雰囲気は最終的には民間にも広がる。政権を批判できない最悪の社会になる。最後は国民次第」と熟慮を求めた。

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