神戸女学院大学名誉教授で思想家の内田樹氏が2日にツイッターに投稿。日本学術会議が新会員に推薦した6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題で、菅首相が「大学人なんか金を出さないと脅せば縮み上がる」と思ったのではと推測した。
内田氏は「これほど大事になるとは官邸は予測していなかったと僕も思います。大学人なんか『金を出さんぞ』と脅せば縮み上がるという教育行政での成功体験を過信したのかも知れません」と菅首相の考えを推測。
その上で「でも、『大学人』は組織の利害を配慮して動きますが、『学者』は個人です。自分の信念に従って動けばいい」との考えを示した。