前川喜平元文部科学事務次官が25日までにツイッターに投稿。防衛費が拡大していくことを指摘し、「軍事大国へまっしぐらだ」と憂えた。
前川氏は「8年前2012年度の防衛省当初予算額は4兆7千億円だった。それが2020年度には5兆3千億円になり、初めて文部科学省予算を上回った」と指摘。「教育・科学・文化・スポーツを合わせた予算より軍事予算が上回るようになったのだ。防衛省の来年度要求額は5兆4千億円になるという。軍事大国へまっしぐらだ」と懸念した。
さらに前川氏は「敵基地攻撃能力なんか要らないから、防衛費を減らして少人数学級に回せ」と投稿した。