尾木ママ 会見した安倍首相を心配「全く緊迫感なし 判断は国民に丸投げ」

 尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(73)が6日、公式ブログを更新し、この日、広島市内で会見した安倍晋三首相(65)と国民との乖離(かいり)がかつてなく広がっているという見解を示した。

 尾木氏は「次々に各地の知事さんは帰省自粛や緊急事態宣言の発令 分科会の尾身会長は分科会前に早い方がいいからと言う理由から単独記者会見で国民に訴えました」と、知事や尾身茂・新型コロナウイルス感染症対策分科会会長のこのところの動向を紹介。

 「内容は大したことはありませんが 一刻も早く注意を伝えたい思いから 国民が受け止めるべきメッセージは 何か」と、知事たちや尾身氏の思いをくみ取る一方、「首相が国民に丸投げ判断している以上 国民サイドの気持ちと政府の総合判断力のズレは決定的になってきましたね」と、安倍首相や日本政府と国民感情との大きな乖離(かいり)を指摘した。

 この日の首相会見について「心配なのは 久々の首相登場なのに 全く緊迫感なし 判断は国民に丸投げしていますー もちろん政府が焦ってはいけませんが 国民に安心感持たせることは必要です でも、今日の久しぶりの会見では 国民との距離感はかってないほど広がりましたーー」と印象を述べ、「そこが尾木ママは一番心配ですーー心配し過ぎかしら?」と案じている。

 安倍首相はこの日の会見で、新型コロナ感染再拡大に関して、お盆の時期の帰省自粛は求めなかった。また、現状について「直ちに緊急事態宣言を出す状況ではない」、「重症者数や死者数が大幅に抑えられている」との見方を示した。

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