藤井棋聖の見せた「雀刺し」 山口女流二段「生きてるうちに見られると思わなかった」

 女流棋士の山口恵梨子女流二段が5日、フジテレビ系「バイキング」で、藤井聡太棋聖が王位戦第3局の1日目に「雀刺し」という攻め方を見せたことに「タイトル戦という大舞台で生きているうちに見られるとは思わなかった」と大興奮で語った。

 番組では4日から始まった将棋の王位戦第3局について特集。山口二段をゲストに迎えて、1日目の攻防について聞いた。

 その中で山口二段は、藤井棋聖が「土居矢倉」と呼ばれる戦前に流行った囲いに、雀刺しと呼ばれる、やはり昭和に流行ったという攻めを見せたことを指摘。

 特に「雀刺し」については力一杯に解説。藤井棋聖は「1八飛」を置き、香車と飛車が縦に並ぶように配置。この列に角も絡むようにした攻めを「雀刺し」というといい、「昭和に流行して、平成には廃れた。ちょっと単調すぎると」と語った。

 その戦法を藤井棋聖がよみがえらせたことに山口二段は「結構興奮してて」と顔も紅潮。「私、雀刺しというのをタイトル戦という大舞台で、生きているうちに見られるとは思ってなかったので」と熱く訴えた。

 坂上忍が「それぐらい廃れてたの?」と質問すると「そうなんです。あんまり見なかったやつなんで、『これ、見れたじゃん!』みたいな感じで…」ともコメントしていた。

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