サカナクション山口、コロナで収入が「3分の1以下に」 チーム守るアクションも

 サカナクションの山口一郎が1日、TBS系の生番組「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜、後10・00)にVTR出演し、新型コロナウイルスの影響で収入が3分の1になったことを打ち明けた。

 山口は音楽業界の現状を、従来はCDとライブがミュージシャンの収入の2本柱だったが、いわゆるCD不況下でCDの売り上げは減少が続いており、「一番メインとなっていたのがライブ収入だった」と説明。しかし、新型コロナ感染拡大の影響でライブができなくなり、「片方の羽がもぎ取られてしまったんで、僕ら的には収入がホントに激減したというか、3分の1以下になってしまったのが現実」だと明かした。

 また、「ライブを主軸にやっていた会社の人たちっていうのは、今ライブがなくなったんで、全部止まっちゃってる」といい、そのために「ナイスアクション」という活動を開始したという。

 ラジオやインスタライブ、YouTubeでのライブ配信などを無料で行い、「無料でそういうふうにやる代わりに、例えばラジオを聴いて癒やされたとか、インスタグラムライブを見て励まされたとか思った人は1口100円から寄付してください」と求めるもので、「そのお金はチームサカナクションという自分たちのライブのスタッフにお渡しできるシステムを作った」と説明した。

 山口は「この人たちが仕事を辞めてしまうと、いざライブができるようになった時に、自分たちがやりたいと思った演出だったりができなくなる。それは危機的な状況だし、何とかこの状況を乗り越えようと思って」と、アクションの意義を訴えていた。

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