小沢氏が指摘「森友問題は国に根深く刺さった毒針」国と佐川氏が裁判で争う方針に

 国民民主党の小沢一郎衆院議員が9日、公式ツイッターに新規投稿。「森友学園」を巡る公文書改ざん問題で自殺した近畿財務局の元職員・赤木俊夫さん(当時54)の妻が、国と当時理財局長だった佐川宣寿氏に損害賠償を求めている裁判で、国と佐川氏が争う方針であるという報道を引用し、「森友問題は国に根深く刺さった毒針」と指摘した。

 小沢氏は「森友問題は国に根深く刺さった毒針。総理は忘れたくても、毒針は毎日国家行政を根っこから腐らせ続けている」とつづり、「現場では既にタブー化され、人材確保にも影響が出ている。大体倫理研修でどう説明するのか」と問題視した。

 赤木さんの妻・雅子さんは国と佐川氏に慰謝料など合わせて約1億1千万円の賠償を求めて提訴。国と佐川氏は棄却を求める方針で、佐川氏は「国家公務員が職務で他人に損害を与えた場合、国が賠償責任を負う」とした最高裁の判例を踏まえ、公務員個人が責任を負うものではないと主張する見通しという。第1回の口頭弁論は15日に開かれる予定。

 こうした流れを踏まえ、小沢氏は「真相を明らかにし、この毒針を抜かない限り、日本にまともな未来はない」と訴えた。

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