辛坊氏「ご高齢の方の大半を敵に回すが…」 コロナで他人注意の高齢者へ“心得”説く

 キャスターの辛坊治郎氏が8日、TBS系「グッとラック!」に生出演。「これを言うとご高齢の方の大半を敵に回すから言いたくないが…」としながら、ソーシャルディスタンスを保たない人やマスクをしない人に、厳しい言葉をかける高齢者に意見を述べた。

 番組では、ソーシャルディスタンスを守っていない人たちへ「どけ」「もっと離れろ」など怒る人を「SD警察」と名付け、街の声を紹介した。

 これに辛坊氏は、深夜にサウナへ行った時にホストと思われる人が後輩ホストへ大声でホストの心得を説いている場面に遭遇したことを振り返った。正直「外に行ってしゃべってくれないか」と思ったと言うが「黙って(サウナから)出ました。注意する方がリスクが高い。文句つけてそばにいってしゃべる方がリスク高い」とコメント。

 そして「これ、ご高齢の方の大半を敵に回すから言いたくないが、事実だからいいますけど」と切り出し「今、ご高齢の方がもらっている年金は、自分たちが払ったお金を受け取っているわけじゃない。今の若い人が働いて納めている厚生年金、その他の掛け金が回ってきているだけ。若い人が働いてもらわないとお金が出ない」と説明した。

 そして辛坊氏が遭遇したホストたちに対しても「正直、黙れと思いましたけど、黙って出たのは、ホストだろうとなんだろうと、この人達が働いて厚生年金の掛け金を払ってくれるのが今後、私の所に回ってくる」との考えがあったとし、若者達へ「しっかり働いてね。私はこっちから避けるからと。そのぐらいのスタンスが高齢者は必要」と、“マスク警察”“SD警察”になりがちな高齢者へ呼びかけた。

 これに国山ハセンアナは「優しいのか、ウザいのか分からない」とポロリと口にしてしまい、スタジオは笑いに包まれていた。

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