東京感染47人 小池知事アラート解除&出馬表明には厳しい声「選挙ファースト」

 東京都の小池百合子知事は14日、新型コロナウイルスの新規感染者が47人にのぼったことを発表した。これまで比較的、発表数字が低くなりやすい日曜日だったが、前日の24人から倍増した。

 ネット上では発表から30分足らずで、「47人」がツイッターのトレンド1位となり、「東京47人」「47名」「集団検査」など関連ワードが次々に上位に並んだ。

 小池知事は47人のうち、18人は新宿区が行った集団検査で判明したとし、「今回は非常に積極的に検査を行った結果としての数字で、かつての数字とはかなり違ってきている」と、何度も強調した。

 ネット上では、今後も積極検査を求める声や、自粛解除による一定の感染増は仕方ないとの理解もあるが、さすがに不安の声が相次いだ。

 小池知事が、基準、運用が明確でないとの指摘があった「東京アラート」を11日に解除決定し、12日に東京都知事選への出馬表明を行った流れを疑問視する意見も相次いだ。

 「選挙のための解除」「選挙ファースト」と厳しく批判する意見もあり、「選挙に合わせてウイルスは減らない」「どんな判断をするのか見極めたい」と今後の対応を注視するコメントも集まった。

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