歌手の和田アキ子が６日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに１０００回」に出演。大阪府の吉村洋文知事について「説得力がある」「すごい素敵」と絶賛した。

　吉村知事には「お会いしたことない」とした上で「自分の言ってることに責任を持ってると思った」と印象を語った。また「１回も下を向いて話さない。全部、自分の言葉で目線をカメラか何かを向いてる。安倍さん（晋三首相）も小池さん（百合子都知事）も下を向いて話される。菅さん（義偉官房長官）も、短いコメントでも下を向いて話される。吉村知事は半端じゃない。吉村さんや前の（大阪市長の）橋下（徹）さん。ああいう人を見るとほっとするね」と評価した。

　また、ある時、日本テレビ系情報番組「ミヤネ屋」を見ていた時の話を例に挙げ「（吉村知事が）『○○なんですよ。ねえ、ミヤネ屋さん』と言ったら、宮根（誠司）ちゃんが『僕はミヤネ屋じゃありません。僕は宮根です』と言ってて、笑ったのよ。真面目な時に」と振り返った。

　印象に残ったため、宮根キャスターの留守番電話に感想を残すると、後に宮根キャスターから折り返し電話があり「大阪がみんな大変な時で、ちょっとほっこりした言い方にしようと言ったら、打ち合わせなくても１回振ると、吉村知事は分かってるんです」と、吉村知事が自らアドリブでボケを披露したというエピソードを伝えられたという。

　さらに和田は「説得力がある。市民、府民のことを考えていると思う」と力説。「あの若さで府民を全部背負って立って、コメントしているのは、ものすごい勇気と努力。どこから突っこまれても答えられる。自分で医療関係の人とも密に連携していると思う。あんな人、東京にもおらんかねえ。すごい素敵ですよね」と言葉を並べた。