自民・泉田議員 検察庁法改正案強行採決に反対…委員を「はずされることに」

 元新潟県知事の自民党・泉田裕彦衆議院議員が13日、ツイッターに新規投稿。衆院の内閣委員会の委員を「はずされる」ことになったと報告した。泉田氏はこの日、与党議員ながら検察庁法改正案の強行採決に反対する意志を同委員会の理事を務める与党議員に伝えたという。

 泉田氏は同法改正案が審議されている内閣委員会の委員。野党議員の退席でこの日の審議が休憩中となっているとして午後1時過ぎにツイッターに投稿。「検察庁法の改正案は争点があり国民のコンセンサスは形成されていません。国会は言論の府であり審議を尽くすことが重要であり強行採決は自殺行為です」と強い言葉で異を唱えた。さらに「与党の理事に強行採決なら退席すると伝えました」と強行採決に反対する立場を示した。

 泉田氏は、3時間後の午後4時に新たに投稿。「『強行採決をすべきでない。』との声が届くのかわかりませんが、内閣委員をはずされることになりました。」と報告した。

 この経緯にネット上では「あの自民党がこんなスピーディに対応できるんだ」「干されたんだ」といった皮肉めいた批判や「自民党内で声をあげること、大変な勇気が必要だったことと推察します。」「素晴らしいです。他の議員もどんどん続いてほしい。」「応援します」などと泉田氏を擁護する声が多く寄せられていた。

 検察官の定年延長を可能にする検察庁法改正案には、著名人らがSNSで抗議の声を上げている。

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