宮藤官九郎「僕の中で“嫁”」岡江さんの死で謝罪…自分のせいで自宅待機の人もの思い

 新型コロナウイルスに感染し、療養していた脚本家で俳優の宮藤官九郎(49)が27日、レギュラー出演しているTBSラジオ「ACTION」に電話で出演。「改めてみなさんに心配をおかけして申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 23日に新型コロナによる肺炎で女優・岡江久美子さんが亡くなった。岡江さんは宮藤らのバンド「グループ魂」の「嫁とロック」というミニアルバムでジャケットのモデルになってもらったこともあり、「僕の中で“嫁”っていったら岡江さんなんですよね」と明かした上で、「すごい気さくで周りを元気にしてくれる人だったんですよね。その岡江さんが感染したってニュースもなくいきなり訃報が飛び込んできた」と驚いた様子だった。

 先週も謝罪し、「謝る必要はない」と言われていた宮藤だが、この日も謝罪した。その理由を「一番は岡江久美子さん」と説明し、「(岡江さんと)同じように自宅待機中に容態が急変して亡くなった人いたりとか、違う段階に入ってきているなと思った」。

 岡江さんは今月3日に発熱し、自宅療養中の6日朝に容体が急変。緊急入院し、PCR検査でコロナ感染と判明。重症の状態が続き、帰らぬ人となった。

 宮藤は「PCR検査を受けたくても受けられないニュースを見たら、自分がもし(新型コロナに)かかっていなかったらその分誰かが(検査を受けて入院することができて)助かっていたのかもと考えちゃうんですよね」と申し訳ない思いが去来していることを明かした。

 宮藤は3月31日に感染を公表。入院して治療を受けていたが、7日に退院。同番組には20日の放送で感染後初、肉声で“復帰”。「経過観察の2週間が終わりました」とも報告した。入院中は、治療薬の有力候補として注目を集める国産の新型インフルエンザ薬「アビガン」を投与されたことも明かしていた。

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