元衆院議員でタレントの上西小百合が９日にツイッターに投稿。政府が全世帯に２枚の布マスクを配る費用に４６６億円もの巨費が投じられることに「４６６億円もかかる高級マスクは求めてない」「４６６億円も使わなくても助け合いでマスク２枚位は手に入れられますよ」と政府の対応を批判した。

　上西は「マスク２枚。緊急事態宣言後、お店からマスクが姿を消したので助かる人もいるのかなと思っていたけど、４６６億円もかかる高級マスクは求めてない」とツイート。「ただ、私も年明けに買っていたマスクをお困りの方にお分けしていたら段々自分の分がなくなってきたので、手作り布マスクをあの手この手で調達する予定」と投稿した。

　さらに「料理は得意だけど（自慢です）裁縫はからっきしなのでギブアンドテイク制度を採用して、マスクをお分けした方に手作りマスクを作っていただきます」と自身にできることを提供して、そのお返しに手作りマスクをもらうという。

　上西は「４６６億円も使わなくても助け合いでマスク２枚位は手に入れられますよ。なんのために議員は普段から地域コミュニティの大切さを訴えているんですかね。とにかく政府のやったふりコロナ関連支援策が酷すぎ。何人家族でもマスク２枚とか３０万円給付金の高いハードルとか、“国民なんかこんなもんで煙に巻いておけ”って馬鹿にしてるとしか思えない」と自身も議員だっただけに、政府の対応に懐疑的に投稿した。