NHK 制作ディレクターを停職処分 副業及び取材情報を知人と共有「信用を失墜」

 NHKは3日、制作局の20代ディレクターが、禁止されている副業を行っていたとして、停職2カ月の懲戒処分としたと公表した。処分は10日付。

 同局は発表文書で、当該職員が、「NHKでは原則、副業が禁止されているにも関わらず、去年7月から約半年間にわたって、飲食店の運営にかかわっていた」と状況を説明。また「飲食店の開業準備の過程で、運営を任せる知人と取材で得た情報の一部を共有していた」とした。

 「公共放送の職員として許されない行為であり、NHKの信用を失墜させた責任は重いと判断した」とし、視聴者に謝罪。職員倫理徹底をあらためてはかるとしている。

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