NHK、大河と朝ドラ収録見合わせへ 新型コロナ感染予防 今後の放送「直ちに休止はない」

 NHKは1日、大河ドラマ「麒麟がくる」と連続テレビ小説「エール」の1日以降の収録を当面、見合わせると発表した。新型コロナウイルス感染拡大予防のため。収録見合わせは12日まで。

 NHKはドラマ収録の際には「これまでも感染予防を徹底してきた」と説明するが「大河ドラマと連続テレビ小説は、出演者とスタッフの数が多く、演出上、安全対策にも一定の限界があると判断しました」。

 両ドラマ関係者に新型コロナウイルス感染疑いがある人は現時点では「出ていない」といい、あくまでもNHKの「自主的な判断」と説明した。

 収録見合わせは12日までとし、今後の放送は「直ちに休止することにはなりませんが、今後の放送予定については番組表やホームページ等で適宜お知らせいたします」とした。

 その他のドラマについては「収録場所や内容など、個別の状況を総合的に勘案して、収録の継続を判断します」とした。

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