三浦瑠麗氏「コロナ、経済で死ぬ命は等価」「こっち派、こっち派の激論は生産的ではない」
国際政治学者の三浦瑠麗氏が、15日放送の「ワイドナショー」に出演。新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響に危機感を示し、「コロナで死ぬ命と、経済で死ぬ命は等価なんです」と訴えた。
学校の休校措置が取られ、近隣の子供の面倒を見ることもあるという三浦氏。「オペレーションをやっているのは末端の私のような母親たち。政府がうまかったわけじゃない、そこは」とし、続けて「日本国民は優秀なんですよ。いざやれと言われればやれる」と、国民目線で語った。
そのうえで、政府に対して「責任を持って経済の見通しを示してくれないと、私達がどんなにうまく自粛したり、休校措置に対する対応を頑張っても経済が死んだら終わり」と主張。「それは経済VS命ではなく、命VS命。コロナで死ぬ命と、経済で死ぬ命は等価なんです」とした。
また、三浦氏は「感染症の専門家ではありませんが」と前置きしたうえで、専門家を含め、さまざまな意見が出ている現状に「検査を巡っても専門家がふたつ、両極端の意見を言っている。こっち派、こっち派で分かれて大激論。これは本当に生産的ではない」と、問題点を指摘した。