YOSHIKI 山中伸弥教授と緊急対談…スタッフの制止も「問題提起に意義」

 X JAPANのYOSHIKIが11日、「YOSHIKIチャンネル」で生放送を行い、ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授と緊急対談した。新型コロナウイルス対策をテーマに、米ロサンゼルスにいるYOSHIKIと東京にいる山中教授がネット対談で意見を交わした。

 新型コロナ感染拡大の脅威にYOSHIKIは「今の自分がいるのはファンの皆さんがいてくれたから。だから心配になる」と不安で声を詰まらせた。涙声を振り絞って「スタッフに止められたけど、問題提起することだけでも意義がある」と生放送に踏み切った経緯を説明した。

 日本のみならず世界各地で新型コロナウイルスの感染が拡大。現在のLAは「テレビはコロナの件で一色」と放送内容が連日変わらないといい、街に出掛けても「トイレットペーパーやマスクがLAでも手に入らないです」と海を越えた先でも“コロナパニック”が巻き起こっていることを報告した。

 イベント中止が相次いだタイミングでYOSHIKIは「今このタイミングで、コンサートを行う行為、及び参加は、危険な行為だと思う」と意見をツイッターに投稿。運営側の立場もあると賛否両論が巻き起こった。

 この日は、批判の声も受け止めた上で「目先の利益のために将来的な利益を見失わないでほしい」と未来のために対応が必要と改めて意見。山中教授も「新型コロナは人類初めての経験。やりすぎというくらいの対策をして、エビデンスが集積してきたら、ゆるめていく。先手先手である必要がある」と意見を交わした。

 1時間半の放送を終えたYOSHIKIは「こういう時に音楽を届けなきゃいけない」と立ち上がり、ピアノで「Forever Love」を生演奏。世界平和を願う思いを旋律に乗せ、繊細なメロディーを紡いだ。

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