昨年９月にＡＫＢ４８を卒業した佐藤七海（２０）が２３日、都内でイベント「１ｓｔ　バレンタインソロイベントＦｒｏｍ　Ｙｏｕｒ　ななみん」を開催。芸能活動を再開した。佐藤は今月から、壇蜜（３９）、吉木りさ（３２）、菜乃花（３０）らが所属する芸能事務所「フィット」に所属している。

　ＡＫＢ卒業後は地元の岩手県に戻り、芸能界からは完全に決別する予定だったが、「初アルバイトをしまして、１個目（カキ小屋）は３日で辞めちゃったんです。アルバイトって大変だなって思って、今までどれだけ恵まれた環境にいたのかを実感して…。まだ２０歳なので、一生アルバイトをしていくのかと思ったらもったいないなと思った」と正直な思いを吐露した。

　その上で、「自分の名前を検索して『ななみん　恋しい』とか見てしまって、人に求められているのはありがたいなと。もう一回チャレンジしてもいいんだって思ったので」と、“エゴサーチ”でファンの声に触れたことで復帰の意志を固めたことを明かした。

　今後については「女優だけとか、グラビアだけとか、１つのくくりではなく、いろいろなジャンルのお仕事をしていきたい」と表明。第一の目標として写真集出版を挙げ、「人生の中で。生きた証を残したくて。それはＡＫＢ４８にいたときから思っていました」と気合十分。ＡＫＢ時代は一度も水着姿を披露したことがなかったといい、「先輩たちが水着になっているのを『いいな』って思っていたので、写真集を出す際にはぜひ。楽しみにしていただけたら」と笑った。

　４月１５～２０日に上演される舞台「パレード」（東京・渋谷のＣＢＧＫシブゲキ！！）への出演も決定。「ドキッとするようなシーンもあるんじゃないかなと。外の舞台は初めてなんで一生懸命頑張りたい」とアピールし、「ドラマ出演もして、岩手にいる家族に見せたい」とさらなる夢を語った。