キムタク「ドラえもん」で“謎の猿人” 声優オファーに「ドッキリと思った」

 ドラえもんと共演する木村拓哉=写真はすべて(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
 木村が演じる猿の姿をした謎の男「ジル」(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
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 俳優の木村拓哉(47)が、映画「ドラえもん のび太の新恐竜」(3月6日公開)で声優を務めることが15日、分かった。木村のアニメ映画出演は10年ぶり3度目で「ドラえもん」には初参戦。猿の姿をした謎の男「ジル」を演じる。連載開始から50周年を迎え、映画シリーズは80年の初公開から40作目を数えるドラえもん。そんなメモリアルイヤーに、奇跡のタッグが実現する。

 国民的スターの木村にとっても、ドラえもんはヒーロー的存在だ。幼い頃から漫画を読んで育ち、80年の映画1作目「のび太の恐竜」にも夢中になった。

 今でも「ドラマのセリフを覚えるとき、『アンキパン』があったらなぁ~って思うことはしょっちゅうあります」と明かすほど。「慣れ親しんできた、僕ら日本人のDNAの中にあるような感じ。だから50年間も、ずっと人々の傍に居続けてくれているのだと思います」と分析する。

 それだけに、今回のオファーは「ドッキリ企画だと思いました(笑)」というビッグサプライズ。40年前の「のび太の恐竜」とは異なるオリジナルストーリーで、のび太が双子の恐竜キューとミューに出会い、6600万年前の白亜紀を舞台に大冒険を繰り広げる。木村演じる怪しい猿の姿をした男「ジル」は、のび太たちの運命を握るキーパーソンだ。

 04年の「ハウルの動く城」で声優デビューし、10年の「REDLINE」以来のアニメ映画。「ドラえもんやのび太たち、声優の方々に引っ張ってもらえた気がします」と、熱のこもった声の演技でジルに命を吹き込んだ。テレビ朝日・川北桃子プロデューサーは「大げさではなく、描き起こしたキャラクターから木村さんの声が聞こえてくるようでした」と感嘆した。

 昨年10月クールの主演ドラマ「グランメゾン東京」が高視聴率を記録し、1月4、5日放送のスペシャルドラマ「教場」では冷酷無比な警察学校の教官を重厚に演じて新境地を開拓。木村の演技は、ドラえもんとのタッグでさらに進化する。

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