野口健氏が「卑怯」と自己批判、グレタさんへの投稿を一転して謝罪、その背景問う声も

 登山家の野口健氏がスウェーデンの環境活動家で16歳のグレタ・エルンマン・トゥーンベリさんを“揶揄”したようにもとられるツイートが物議をかもし、投稿から6日後に本人が謝罪するという事態になった。この投稿には19日までに1000件以上のリプライがあり、「謝ることない」などと、批判が殺到した12日の投稿から一転して、擁護する声が多くを占めた。

 野口氏は12日、グレタさんが列車に乗っている画像を引用して「あれ?電車に乗っていらっしゃるのかな?飛行機が×(バツ)という方はもちろん車も×(バツ)だろうし、てっきりヨット以外は馬車でご移動されていらっしゃるのかと想像をしていましたが…」とツイート。これに対し、「野口さん最低ですね!こんな人だとは思いませんでした」「この子を責めてどうするつもりですか」「大人げない」といった批判が相次いだ。

 翌13日に更新したツイッターで、野口氏は「この記事に寄せられた多くのコメントを読みました。一部、批判的な意見もあり僕の表現も大人げなかったのかもしれませんね。ただ公共交通機関である飛行機に乗ることが環境破壊に繋がるという姿勢からして動力による移動手段を好まないのかと。そういう印象があったのも事実」と投稿。この時点では自身の発言に信念を持っているように受け止められた。

 ところが、18日に更新したツイッターで、野口氏は「グレタさんに対するメッセージを皮肉のみで呟いた僕自身の浅はかさを痛感させられています。あの皮肉ツイートは悪文であり卑怯。意見があるならば誠実さを持ってちゃんと意見すべき。自分の性格の悪さが滲み出てしまいました。46にもなって皮肉のみでツイートしてしまった自分が愚かでした」と、自己批判しながら謝罪した。

 この投稿に対して、1万2000件以上の「いいね」が付き、リプライには引き続き「がっかりしました」という声もあったが、「野口さんは野口さんらしくツイートして問題なしです」「全く悪文でも卑怯でもありませんよ」と擁護するコメントが多かった。この間、野口氏の過去の著書から問題視された内容がネットに出回ったことなどもあり、「何かあったんすか?」と、一転して“全面謝罪”へと至った背景を気遣う指摘もあった。

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